RAMS/HYPACT

RAMS/HYPACTについて

RAMS は米国コロラド州立大学が中心となって開発された、メソスケール (1km~1000kmのオーダー) における代表的な気象予測モデルの一つであり、この範囲における地域天気予報や大気拡散の基礎研究など、世界30ヶ国以上で広く利用されています。

HYPACTはオイラー型モデル、ラグランジュ型粒子モデル及びこの2つを組み合わせたハイブリッドモデルを内蔵した物質輸送コードです。RAMSの気象場を基に、大気放出された物質がどのように移流・拡散していくかを計算します。

弊社では、気象モデルと対象とする物質の性状、環境動態を考慮した物質輸送モデルを組み合わせることにより、原子力施設からの放射性物質の大気拡散、大気環境動態などのシミュレーションを幅広く行っています。

 

飯舘村における初期被曝評価のための
放出放射能シミュレーション計算

「福島第一原発事故による飯舘村住民の初期被曝放射線量評価に関する研究」の一環として、福島第一原子力発電所から放出された放射能について大気中輸送シミュレーション計算を行い、福島県飯舘村における133Xe、131I及び137Csに関する空気中濃度及び地表沈着量を評価しました。

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飯舘村役場における131I大気中濃度の経時変化

fig2

3/15 19:00における131I大気中濃度分布

fig3

放射性プルーム通過時に屋外にいたと仮定した場合の小児(1歳児)甲状腺等価線量(3/12~3/26)